日記(仮題)

日記を書きます

Twitterのここがよくない

 かれこれ3年くらいTwitterをやってきて、色々な人と知り合えたりと良いことも沢山あったのだけど、最近はやたらとこのツールの欠点が目につくようになったので軽くメモ。

1.やっぱり140字じゃ厳しい

 これはよく言われていることだけど、140字に載せられる情報量ってほんとに少ない。基本的に一つのメッセージしか伝えられなくて、ちょっとした論理展開があるとすぐ2ツイート目に突入しちゃう。頑張ってリプで繋げたとしても、TwitterのUI上、TLに流されるときにはバラバラに分解されちゃうし、そうなるとわざわざタップしてもらわない限りリプまで読んでもらえない。

2.目に毒な表現が多い

 字数制限だけでなく、時間制限の問題もある。TLには常に新しいツイートが流れてくるわけで、一つひとつを読むのに掛ける時間はせいぜい1,2秒だろうし、そもそも全部を真面目に読んでるわけでもない。そうなると過激な表現で目に留まるツイートとか、定型文で認知的な負荷が低くて理解しやすいツイートが流れてきやすくて、それに慣れてしまう。
 おかげで最近では、こねこね小難しいことを語る文書とか、平仮名が多くて冗長な文章とかを読むのが面倒くさくなってきていて、非常によろしくない。

3.仕組みがよく分からない

 他人のいいねしたツイートが表示されるようになってから、ますます雲行きが怪しい。われわれが目にする情報がどういう風に選別され、優先度をつけられているのか、その仕組みが完全にブラックボックスの中にある。他にもツイートが時系列にならない「おすすめ」なる表示方法がデフォルトになっていることとか、通知なくツイートが検索に引っかからなくなるShadow Banの存在とか、どうにも信用できない点が多い。
 これはなにも、陰謀論めいた話ではなくて、Twitter社のビジネスモデルが広告収入に頼ったものである以上、その利益を最大化するというインセンティブもあるし、実行できてしまう環境もあるよねっていう。(具体的なことを色々と書いてもただの妄想になってしまうので、やめておく) 現状Twitter社はあんまり儲かってないらしいので、今後がますます不安。

4.自分の情報の広がりがコントロールできない

 内輪ネタだったはずなのに文脈が無視されてバズっちゃう、みたいなのはたまに聞く。幸いにして僕はバズったことないけれども(負け惜しみ)、FFとの個人的なやり取りまで公開されてるのはあんまりいい気分ではない。鍵垢使えとかDMでやれとか色々解決策は用意されてるんだけど、そこまで使いこなせてない。

5.情報入手が非効率

 Twitterに限ったことではないけれど、文字主体の情報は密度が低くて、どうにも摂取効率が悪い。われわれには五感があることになっているのだが、Twitterをみているとき視覚以外の四つはほとんど休んでいるし、視覚だって動画と比べたらフルに使われているとも言えない。とにかく入ってくる情報量が少ないので、その分見るのに長時間をかけてしまう。最近よく言われる、オンライン授業の学習効果が思ったほど出ない、という話も実はこの辺の問題だと思っているので、今度詳しく書こうと思っている。

 というか、そもそも、本当に面白い人はTwitterをやってないか、やってても重要なことはTwitterでは言わないような気もしている。が、これについて考え始めると色々と悲しい気持ちになるので、あんまり深く突っ込まない方がいいかもしれない。

 色々文句垂れてきたけど、これも一種のノロケみたいなもんで、当分Twitterをやめるのは無理そう。とりあえず代替手段の確保から始めようかと思っている。